プロダクションノート

マイノリティーについて描き、2017年に出版された小説『半端者』の映画化は困難を極めた。当初、制作を請け負う会社が見つからなかったが、2019年8月、制作会社アウトサイドと出会う。幾度の協議を重ねた結果、600ページに及ぶ原作をスリム化した脚本を作成。

ロケ地やキャストも決定し、いざ撮影という2020年4月、新型コロナウイルス蔓延による緊急事態宣言が発出され、制作中断を余儀なくされる。
様々な障害を乗り越えた末、ついに2023年4月より制作を再開、同年10月にクランクアップ。ポスト・プロダクションを経て、2024年完成。映画祭出品後、2025年一般劇場での公開を予定している。